トリーツはトレーニングを行う上で有効的なツール
- WAG TAIL
- 2023年5月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年12月9日

犬に新しい行動を学んでもらう時や、苦手なこと・怖いことを少しずつ克服していく時、その学習を支える大切な役割を果たしてくれるのが トリーツ(食べ物) です。
WAG TAILでは、声掛けによる褒め言葉と、科学的に立証された「食物報酬(トリーツ)」を組み合わせ、ご愛犬が安心して学べる環境を整えながらトレーニングを進めていきます。
なぜトリーツが科学的に有効なのか?
行動分析学では、行動はその直後にもらえる“結果”によって増える ことが分かっています。この“結果”として最も安定して効果を発揮するのが 食べ物による正の強化(Positive Reinforcement) です。
その理由は、犬にとって食べ物が本能的に価値が高く、脳内で
ドーパミン(意欲・期待)
セロトニン(安定・安心)が分泌されやすい強力な強化子だからです。
特にドーパミンは「これをすると良いことが起きる」という予測を高め、学習速度を上げることが知られています。
つまり、“正しい行動が自然と増えていく環境をつくる”ための最も信頼できる道具がトリーツということです。
「おやつに釣られている?」という誤解について
飼い主さまからよく聞くお声があります。
おやつがないとできなくなるのでは?
興奮しすぎない?
太らないか心配
フードを食べなくなるのでは?
これらはすべて、使い方を正しく工夫することで解決できます。
学習の初期は「行動のきっかけ作り」にトリーツを多めに使いますが、行動が安定してきたら徐々にトリーツの頻度を下げ、褒め言葉や環境強化へ移行していきます。
“トリーツがないとできない”状態になるのは、使い方の問題でありトリーツそのものの問題ではありません。
WAG TAILでは、その子の気質や状況に合わせて、量・頻度・タイミングを調整しながら使います。
犬にとって食べ物が価値が高いのは自然なこと
自然界では、いつ食べ物が手に入るか分かりません。命を守るためにも「食べ物を手に入れること」が最大のモチベーションになります。
だからこそ、犬は
よだれが出たり
目が輝いたり
頑張って行動しようとしたり
食べ物に対して強く反応するのです。
この“本能的な価値”を上手に利用することが、ストレスをかけずに学習を進める最も優しい方法です。
大切にしていること
WAG TAILのレッスンでは、ご愛犬が「できた!」と感じられる機会をたくさんつくり、成功体験を積み重ねながら自信を育てていきます。
できることが増えていくと、犬は人と同じように 自己効力感(自分はできるという感覚) が高まり、行動も安定しやすくなります。
そのために必要なのは、ご家族の優しいサポート、そして適切な強化子(トリーツ)です。
最後に
トリーツはただのおやつではなく、科学的に裏付けられた、犬をより良い方向に導くための“コミュニケーションツール”です。
WAG TAILでは、ご愛犬の気質や状況に合わせて最も効果的な使い方をご提案します。不安な点や疑問があれば、初回レッスン時に遠慮なくご相談ください。




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